６５　胸部についての症状（息が苦しい）

息が苦しいなどの呼吸困難は、ウイルスや細菌感染、肺や心臓の疾患以外にも、鼻の病気からくるもの、腎臓機能の低下、アゴや咽喉の炎症などさまざまな事が、引き金となり起こります。呼吸窮迫症候群は、生まれてきた赤ちゃんが、肺を上手に膨らませる事ができず、自力で呼吸ができない状態の事をいいます。生後間もなく、呼吸が早くなり空気が上手く肺に入らないので、息苦しさや、顔や手足、唇等が紫色になります。ﾈﾌﾛｰｾﾞ症候群は、本来ろ過されないはずのタンパク質が、どんどんろ過されて、タンパク尿がでる病気です。朝起きた時などに、顔やまぶたのむくみが良くみられるようになり、立っていると今度は、足のむくみが出てきます。進行するにつれ、息が苦しい、呼吸困難や全身がむくみ、全身がだるくなります。急性腎不全 は、オシッコの出が悪くなったり、顔のむくみや倦怠感がでます。進行すると頭が重く感じたり、吐き気や動悸息切れ、呼吸困難または、意識障害を伴う場合もあります。