６３　歯についての症状（歯の形が悪い）

形成不全による歯の形の異常として、まず、ほうろう質（セメント質）形成不全症があげられますが、この第一の型は、ほうろう質は硬いが薄いのが特徴で、すぐ磨滅するため歯は象牙質が露出しており、黄色をしています。大にの型は歯が出るときは白色または麦わら色をしているが、ほうろう質に無機質（カルシウム）が少ないため、食品、飲料水の色素を吸収し、重症なものは黒色になり、歯冠は磨耗して歯肉付近にまで磨り減ってしまいます（低石灰化）象牙質形成不全症では、歯冠部が磨耗しやすく、磨耗すると象牙質は、琥珀色、黒色に変わります。さらに、象牙質異型性というのがあり、症状は象牙質形成不全症に似ているが、永久歯は歯根がないか、著しく短いのが特徴です。