４７　耳についての症状（耳鳴りがする）

耳鳴りの治療法は、症状が重いか軽いか、または何らかの病気によって引き起こされているかどうかにより、治療法は異なります。
症状が軽い場合は、サプリメントで治したり、中国針、漢方薬などを用いる方法もあります。しかし、自己診断で治療を行うと更に悪化してしまう場合もあるので、やはり専門病院で治療を受けるのが望ましいでしょう。耳鳴りは本人にしかわからないので、診断には問診が非常に重要となります。自分の症状をしっかり医師に伝えましょう。問診で耳鳴りの原因を予測したら、その結果に基づき検査を行いますが、耳の器質検査、聴力検査、レントゲン、CTスキャンなどを用いて、耳の中や脳の異常をチェックします。これらの検査で、血圧や血液の異常が見つかったら内科へ、神経に関する問題や精神的な問題があるときは神経科での治療となります。また、脳腫瘍や脳動脈瘤などが見つかった場合には脳神経外科での治療が必要となります。